導電率とは

導電率って何?

導電率とは、電気の流れ易さを表す指標です。一方、抵抗率は伝導率の逆数であり、電気の流れにくさの指標となります。
固体は、抵抗率、液体は導電率であらわすことが多いです。電解質溶液の導電率は、溶液中のイオンに依存しますが、金属の導体と同じようにオームの法則に従います。また、単位はジーメンス毎メートル=ρ[S/m]で表されます。

では、水質管理・水質検査と導電率には、どのような関係があるのでしょうか。

水質管理・水質検査と導電率

水は非常に優れた溶媒としての性質を持っており、自然界に存在する以上、大気や土壌、あるいはさまざまな汚染によって、不純物を溶かし込みます。
このように、水などの溶媒に溶かしたときに、電気を通すようになる物質を電解質と呼びます。人間の汗や殺菌剤も、電解質であり、これらを多く含むことで導電率は高くなります。

つまり、導電率が低ければ低いほど、不純物を含まない「純水」に近いと言うわけです。
ただし、導電率では電解物質を示しますが、非電解物質の含有量は示されませんので、純度の「すべてを表す数値ではない」という点には、注意が必要です。

また、導電率は水質基準において特別な規定はありませんが、溶解性成分(電解質の量とほぼ比例する)を測ることができるので、プール、河川、工場水など、あらゆる水の汚れの目安とすることができます。
つまり、導電率を測定することで、どの程度の水質かを知ることができるのです。

導電率を計測するには

導電率を計測するには

水質管理では、下水処理場や各種工場からの排水管理を徹底するために、導電率を測定する必要がありますが、その際には「導電率計測器」を用います。

現在、市販されている一般的な「導電率計測器」は、電極法と電磁誘導法に大別され、電極法を用いた導電率計測器は、導電率の非常に小さいものから一般的な水溶液までカバーできます。
一方の、電磁誘導法を用いた「導電率計測器」は、導電率の高い水溶液で使用されています。

電磁誘導法の測定器は、シンプルな構造を持ち、メンテナンス性が高いのが特徴。デメリットは、低濃度(伝導率の低い)の水溶液の測定には不向きな点です。

電導度計:KM2100(EC)型

電導度計 KM2100(EC)型は小型、安価、軽量で、使い易さに重点を置いて開発されたパネル設置型デジタル表示電導度(EC計)です。

KM2100(EC)型

KM2100(EC)型

KM2100(EC)型

KM2100(EC)型の仕様
レンジ 0.200、2.00/2.00、20.0/20.0、200/200、2000 mS/mのうちレンジ2つ
※2000の場合は200×10と表示
表示 3桁赤色LED
警報 アラーム:無電圧 4接点
電源 AC100V±10% 50/60Hz
出力 4~20mA 負荷抵抗500Ω以下
特長
出力接点は容量の大きなリレーを採用しているので、ポンプや電磁弁の駆動が可能
LEDは大型、高性能
主な使用例
各種製造工程での品質管理
純水管理
切削加工油の管理

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